信州百魂
vol.6 荒倉山 「鬼女紅葉の岩屋」
難易度D 奥の岩屋はA(荒れた山道)
マニアック度C 奥の岩屋はA
のんびりハイク:1時間
トレイルランナー:15分~30分
平安時代の話。
鬼と神。鬼女と貴女。
第六天の魔王から絶大な力を授かった紅葉。
都を追われ、荒倉山の岩屋に住むことになる。
鬼女紅葉伝説:http://www.togakushi-water.jp/kijomomiji.htm
この日は快晴だった。空も青々して絶好の散策日和。
荒倉山の鬼の岩屋を訪れることにした。
荒倉キャンプ場をスタートして、森に入る。
すると・・・・
空を見上げると青々しているのだが、森に入るとどんよりしており、不思議な空気が流れる。うっそうと生い茂った木々。
辺りは昼間なのに暗く冷たい。
途中、小林一茶の句がある。
「鬼の寝た穴よ朝から秋の暮れ」
古い鳥居、釜背負岩、舞台岩、釜場岩、紅葉の化粧水
不思議な空間に入っていく。
そして、鬼の岩屋へ。
なんだここは・・・薄気味が悪い。背筋が寒くなる。
とてつもない妖力を感じる。
実は、この岩屋からさらに奥へ・・・
荒れた急斜面の山道を行く。踏跡は薄く、かなり荒れている。
ロープがあり、崩れそうな崖に鉄梯子を登ると・・・
そこには、「紅葉の奥の岩屋」がある。
ここは・・・・・なんとも言えない・・・すごい力だ。
鬼女稲荷大明神が祭られている。
崖の上の狭い岩屋で、気をつけないと落ちる。
紅葉の岩屋はネットでも有名だが、奥の岩屋は非常にマニアックな場所。
危険な場合もあるので、紅葉の妖力に負けそうな人は訪れるのを控えたほうがいいだろう。
写真は紅葉の岩屋である。奥の岩屋は動画にだけ残すことにする。
<注意>
紅葉の妖力にやられる恐れがあるので、動画の視聴、散策は自己責任で。何かにとり憑かれても、当方は一切の責任を負いません。。
このとてつもない妖力。