信州百魂
vol.9 長野市・浅川の薬山
「岩崖に浮く八櫛神社」
難易度:D マニアック度:C
のんびりハイク:30分
トレイルランナー:10分
この周辺は古くは里山で静かな場所だった。
小学校の時の遠足の目的地だったことを覚えている。3、4年生位かな。
その当時は静かな里山だったが、長野オリンピック時に飯綱に抜けるループ橋ができたり、浅川ダム建設で工事してたりと、なんとか残されている感がある場所となっている。
ループ橋を上がると左手に入口の鳥居が見える。その場所を左折すると到着。
薬山は下は巨大な岩が露出していたり、浅川の流れが心地よい。
が・・・上はループ橋がかかっている。
昔は静かで心地よい場所だったが、車の騒音が少々うるさい。
ここには13石仏がトレイル上に安置されている。非常に味のある立派な石仏だ。それも見どころの一つ。
鳥居をくぐると、傾斜はまずまず急だが、九十九折りになっており登りやすい。実力のあるトレイルランナーなら走れる登りだろう。
ところどこに石仏を拝むことができる。
ピークからは長野市の眺望が最高。
奥に進むと崖の大岩と神社が合体している「八櫛神社」が現れる。その姿はまるで崖に浮いているようだ。
一体どういう脳みそがあれば、こんな建築物ができるのだろうか・・・
そのお堂に乗ると「ブランブランするので、ブランド薬師」と名付けられたとか。。。本当かよ!
実際に乗ってみるも、特に揺れはしない。岩と神社が合体しており、なおかつ崖にあり、とてつもない力を感じる神社である。